映画原作本 「さまよう刃」 (角川文庫) 東野圭吾 (著)

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山口県光市の母子殺害事件と
少年法の問題を、
小説というフィクションに
置き換えている作品と理解しました
(元村という登場人物もいるぐらい)。

我が子を
蹂躙され、殺害、死体遺棄された
主人公が、犯人の1人を殺して逃亡。

「遺族による復讐殺人」として、
大々的に報道される中、
復讐は、果たせるのか、どうか。

「私刑の禁止」という
現代の刑法の常識があるわけですが、
少年法という壁のために、
犯罪被害者、犯罪被害者の遺族の
心の傷が癒されることがない、という点に
焦点を当てた作品です。

凶悪犯罪を起こした少年を、
少年法が拠り所とする、
「少年であるがゆえに、
更生の余地がある」と
果たして、みなせるのかどうか。

本書を読みながら、
2審の広島高裁で死刑判決を受けた、
福田孝行被告の事件に対する、
本村洋さんの毅然とした言動を
思い起こす読者も多いことでしょう。

また、本書を読むことで、
「何が正義か」を、考えるいいきっかけに
なるかもしれません。

「凶悪な少年犯罪」と、
「犯罪被害者の遺族による私刑」を
テーマにした小説として、
映画化もされた、「重力ピエロ」(伊坂幸太郎)
本屋大賞受賞作品の「告白」(湊かなえ)
挙げられます。

少年犯罪の凶悪化の流れを受けた、
少年法改正論議や、
陪審員裁判導入を前に、裁判や刑法、
法律に関する知識欲の高まりがあったせいか、
文壇の流行のテーマだったように
思われます。

映画「さまよう刃」
2009年10月10日公開。
配給:東映。
モントリオール世界映画祭出品作品。

【スタッフ】
監督: 益子昌一
音楽: 川井憲次
撮影監督: 王敏(ワン・ミン)

【キャスト】
長峰重樹:寺尾聰
織部孝史:竹野内豊
真野信一:伊東四朗
菅野快児:岡田亮輔
伴崎敦也:黒田耕平
中井誠:佐藤貴広
木島和佳子:酒井美紀
木島隆明:山谷初男
島田:長谷川初範
伊藤:木下ほうか
田中:池内万作
長峰絵摩:伊東遥

【製作委員会メンバー】
東映
テレビ朝日
オニオン
東映ビデオ
木下工務店
エイベックス・エンタテインメント
読売新聞
角川書店
ViViA
メ〜テレ
北海道テレビ放送
広島ホームテレビ
九州朝日放送
愛媛朝日テレビ
テレビ朝日サービス





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